不動産買取とは?向いている方と注意点について解説

不動産買取とは?向いている方と注意点について解説

不動産の売却では、不動産会社の仲介により個人の買主と売買契約を結ぶことが一般的です。
しかし、売却の目的や不動産の条件によっては、不動産買取のほうが適しているケースもあります。
そこで今回は、不動産買取とはなにか、向いている方と注意点について解説します。

不動産買取とは?

不動産買取とは、個人の買主ではなく、不動産会社が直接物件を購入することを指します。
売主を探す必要がなく、条件が合えば短期間で売却が完了する点が、不動産買取の特徴です。
不動産買取には、即時買取と買取保証の2種類があります。
即時買取とは、買取額の交渉後すぐに不動産会社が買い取る方法です。
買取保証は、初めに一般的な仲介による売却活動をおこない、一定期間内に契約がまとまらなかった場合に不動産会社が売主になって買い取る方法です。

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不動産買取に向いている方

不動産買取に向いている方は、すぐに不動産を手放したい事情がある方です。
一般的な仲介による売却では、売却が決まるまでに数か月から1年以上かかるケースも多くあります。
転勤や離婚などの事情で家を手放す場合、売却が決まるまで長期間待てないケースもあるでしょう。
また、建物が古い場合や瑕疵がある場合など、個人の売主を見つけにくい物件も、不動産買取が適しているといえます。
不動産会社はリフォームや修繕を前提に買い取るため、現状では資産価値が低い不動産を有効活用し再販売できます。
1年以上売却活動をおこなっても買主が決まらない場合は、不動産買取への切り替えを検討しても良いかもしれません。

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不動産買取の注意点

不動産買取の注意点は、仲介による売却と比較すると、売却価格が安くなる傾向がある点です。
買取りの場合、リフォームや修繕費用を差し引いた価格を提示されることが多く、仲介の約6~8割になるケースが一般的です。
住宅ローンの残債がある物件は、買取り前に完済する必要がある点にも注意しましょう。
売却費用によって残債が完済できないオーバーローン状態の物件は、買取りを断られる可能性があります。
住宅ローン返済中の不動産を売りたい場合は、買取価格が高い不動産会社を探すか、一括返済のための自己資金を用意する必要があります。

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不動産買取の注意点

まとめ

不動産買取とは、個人の買主ではなく、不動産会社が直接物件を購入することを指します。
不動産買取に向いているのは、すぐに不動産を手放したい事情がある方や個人の買主が見つかりにくい物件を売る場合などです。
売却価格が安くなる傾向がある点や住宅ローンの残債があると買取できない点には注意しましょう。
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