親名義の土地を相続する流れについて!名義変更しないリスクも解説
親が亡くなって相続が発生すると、親が所有していた財産の名義変更をおこなう必要が生じます。
名義変更は面倒に感じてしまいがちですが、土地の名義変更を怠ると大きなリスクを被るため注意しなければなりません。
今回は親名義の土地を相続するときの手続きの流れや、名義変更の必要性、そして名義変更をしないことによるリスクを解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸市の売買・投資物件一覧へ進む
親名義の土地を相続するときの手続きの流れ
まずは土地の相続人が誰なのかを確認する必要があるため、亡くなった方の血縁関係を調査して、相続人を確定させましょう。
すべての相続人が分かったら、遺産分割協議をおこない、親名義の土地を誰が相続するのか、あるいはどの割合で分割するのかを決定します。
名義変更の必要書類には「登記申請書」「被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本」「相続人全員の戸籍謄本」「遺産分割協議書」「相続人全員の印鑑証明書」「固定資産評価証明書」があります。
土地を取得する方は、住民票も必要です。
▼この記事も読まれています
子なし夫婦の不動産は誰が相続する?よくあるトラブルや対策について解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸市の売買・投資物件一覧へ進む
相続した親名義の土地は名義変更をする必要がある
土地の所有者が変わる場合は、不動産の名義を相続人に変更する手続きを意味する「相続登記」が必要です。
相続登記は、2021年4月に成立した改正不動産登記法によって、土地の取得を知った日から3年以内におこなうよう義務化されています。
名義変更の流れですが、まずは先述した必要書類と登記申請書を管轄の法務局に提出しましょう。
法務局による受理を町、登記識別情報通知を受け取れば、親の土地の名義変更は完了です。
▼この記事も読まれています
不動産相続でおこなわれる代償分割とは?遺産分割協議書の書き方もご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸市の売買・投資物件一覧へ進む
相続した親名義の土地の名義変更をしない場合のリスク
親名義の土地を名義変更しないまま放置すると、第三者に対して土地の権利を主張できないため、第三者が勝手に土地を売却した場合などにお金を取り戻せない可能性があります。
年数の経過とともに、相続人が増減するなどして権利関係がより複雑化する可能性が高く、遺産分割協議がまとまりにくくなることも名義変更をしないリスクです。
また、先述したように相続登記は義務化されており、期限内におこなわなかった場合は、10万円以下の過料が科せられる可能性もあるため注意しましょう。
▼この記事も読まれています
根抵当権付きの不動産相続とは?そのまま相続する方法と抹消方法を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
親名義の土地を相続するときは、まず相続人が誰なのかを確認して、遺産分割協議をおこないます。
名義変更を意味する相続登記は義務化されており、土地の取得を知った日から3年以内に法務局で手続きが必要です。
名義変更をせずに放置すると権利を主張できず、大きなトラブルのもとになるため注意しましょう。
神戸市須磨区の不動産売却ならKIMURA-GRIT(キムラグリット)にお任せください。
弊社は不動産売却だけではなく、不動産買取も得意としています。
お客様のご要望に対して真摯に対応していきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸市の売買・投資物件一覧へ進む