共有名義の空き家の解体費用はどれくらい?解体方法や注意点も解説

共有名義の空き家の解体費用はどれくらい?解体方法や注意点も解説

共有名義の空き家を解体する際には、さまざまな注意点が必要です。
とくに、全員の同意や費用の分担など、多くの問題が発生する可能性があるため、事前に把握しておくことが大切でしょう。
そこで今回は、共有名義の空き家を解体する方法や注意点、費用負担について解説していきます。

共有名義の空き家を解体する方法について

共有名義の空き家を解体するためには、まずすべての共有者の同意を得る必要があります。
同意が得られない場合、解体行為は無効とされることがあります。
そのため、解体を始める前に、共有者全員で話し合いをおこない、同意を得ることが重要です。
もし共有者の一部が亡くなっている場合、その相続人から同意を取る必要があります。
また、解体を実施する際には、共有者全員の名義変更手続きをおこなうことが不可欠です。
この手続きを怠ると、後に法的な問題が発生する可能性があるため、注意しましょう。
共有者全員の協力を得て、スムーズに解体を進めることが大切です。

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共有名義の空き家を解体するときの注意点

共有名義の空き家を解体する際には、いくつかの注意点があります。
まず、共有者全員の承諾なしに解体をおこなうと、損害賠償請求を受ける可能性があります。
そのため、事前に全員の同意を得ることがトラブルを避けるために必要です。
さらに、解体工事が長期にわたる場合、近隣住民とのトラブルが発生することもあります。
解体計画を立てる際には、近隣住民への配慮をしっかりとおこないましょう。
くわえて、解体後には滅失登記をおこなう必要があります。
滅失登記とは、建物が解体などでなくなったことを記録する登記のことです。
この手続きを怠ると、後に法的な問題が発生する可能性がありますので、注意が必要です。
ご自身で進めることが難しい場合は、専門家に相談することで、これらの手続きを円滑に進めることができるでしょう。

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共有名義の空き家の解体費用について

共有名義の空き家を解体する際の費用についても、事前に考慮が必要です。
解体費用は建物の規模や立地条件により異なりますが、一般的には約100万円~200万円が相場となっています。
また、法律上、共有者全員で費用を負担することが求められますが、具体的な負担割合は話し合いで決める必要があります。
一部の共有者が費用を負担できない場合、他の共有者がその分を負担することも考慮する必要があるでしょう。
さらに、解体費用の支払い方法についても、全員で協議し、合意を得ることが重要です。

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共有名義の空き家の解体費用について

まとめ

共有名義の空き家を解体する際には、全員の同意と費用負担が重要です。
また、損害賠償や滅失登記などの注意点にも留意する必要があります。
解体費用の相場は約100万円~200万円となっており、費用の負担割合や、支払い方法は共有者全員で協議し、合意を得るようにしましょう。
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