空き家にネズミが発生した場合の被害とは?駆除方法も解説

空き家にネズミが発生した場合の被害とは?駆除方法も解説

所有している空き家を放置した場合、「ネズミ」が発生してしまうことがあります。
しかし、「ネズミが発生したらどんな被害があるの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家のネズミ被害に加えて、ネズミを侵入させないための対策、発生した場合の駆除方法を解説します。

空き家のネズミ被害

空き家にネズミが発生した場合「柱がかじられる」「漏電・火災のリスクがある」「病原菌が発生する」などの被害が考えられます。
ネズミは歯が伸び続けることから、何かをかじることで歯をすり減らそうとする習性があり、柱をかじられてしまうことで家が劣化する原因となるのです。
また、柱だけでなく電気回線をかじられることによって、漏電するリスクが発生し、最悪の場合は火災に繋がってしまいます。
さらに、ネズミは下水道などに好んで生息していることから、多くの病原菌を保有している可能性が高いです。
具体的にはサルモネラ菌やパラチフス、鼠咬症スピリルムなどの病原菌が挙げられるほか、ドブネズミが保有していることが多い「ハンタイウイルス」も恐ろしい病気でしょう。

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空き家にネズミを侵入させないための対策

空き家にネズミが侵入するのを防ぐためには、「侵入口をふさぐ」「忌避剤を使用する」などの対策が必要です。
ネズミの侵入口として考えられるのは、洗濯バンや風呂場、台所などの排水溝、換気扇の隙間、エアコンの配管部などが挙げられます。
これらの侵入口を、防虫金網や専用のパテなどで塞ぐことで、ネズミの侵入を防ぐことができるでしょう。
また、ネズミ用の忌避剤をあらかじめ撒いておくことも一つの手ですが、持続期間を確認し、こまめに散布することが大切です。

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空き家でネズミが発生した場合の駆除方法

空き家ですでにネズミが発生している場合は、「殺鼠剤」「トラップ」などで駆除する必要があります。
殺鼠剤はホームセンターやドラッグストアなどで入手可能なため、ネズミを発見した場所や巣になりそうな場所の付近に置くと良いでしょう。
また、粘着シートやばね式捕獲機などのトラップを設置する方法もあり、いずれもホームセンターで入手可能です。
ただし、殺鼠剤・トラップいずれの場合もネズミの死骸や生きて捕獲されている状態で処理する必要があり、けがや感染症のリスクは0ではありません。
そのため、費用は掛かりますが専門業者への依頼を検討することをおすすめします。

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空き家でネズミが発生した場合の駆除方法

まとめ

空き家にネズミが発生すると、柱をかじられることや漏電・火災リスクがあること、病原菌が発生するなどの被害が考えられます。
そのため、侵入口をふさぐ、忌避剤を使用するなどでネズミの侵入をあらかじめ防ぐ必要があるでしょう。
すでに発生している場合は殺鼠剤やトラップで駆除可能ですが、その場合は感染症やケガのリスクがあるため、業者への依頼も検討しましょう。
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