不動産の終活のやり方には何がある?終活の注意点を解説!
亡くなった方が持っていた銀行預金や不動産などの財産は、すべて相続人が受け継ぎます。
遺族の負担を減らすために、終活として不動産を整理したいけれども、やり方がわからず困ってはいませんか。
そこで今回は、不動産の終活とは何か、方法や注意点を解説するので参考にしてみてください。
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不動産の終活とは何か
不動産の終活とは、不動産の整理や家の相続を円滑に進める準備を指します。
将来起こりえるトラブルを避けるためにも、家の終活をおこなわなければいけません。
相続問題のうち半分以上は家が原因であり、準備が不足しているばかりに起こります。
また、家の終活をおこなわなければ、近年社会問題となっている空き家問題のもとにもなります。
空き家となると資産価値が下がるだけでなく、不法侵入などの犯罪やご近所トラブルも心配です。
さらに、こういった空き家を子どもや兄弟などが相続すると、修繕費用や心理的負担が重くのしかかります。
相続人がもめたりトラブルに巻き込まれたりしないためにも、不動産の終活をおこなわなければいけません。
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不動産の終活をおこなう方法
不動産の終活には、生前贈与や遺言書、売却の3種類のやり方があります。
生前贈与は、自分が生きているうちに、土地や建物を相続人に贈与しておく方法です。
家が自分の手元からなくなるため、固定資産税や維持費管理費を支払う必要がなくなるメリットがあります。
ただし、生前贈与を成立させるために、贈与者と受贈者の双方が意思表示しなければいけません。
また、遺言書を遺すやり方は、自分の意思を相続人に表示できるため、遺産相続がスムーズに進みます。
遺言書には、専門家が公証役場で作成する公正証書遺言や、自筆で作る自筆証書遺言があります。
さらに、相続人への遺産分割をスムーズにおこなうためには、土地建物を売却して現金にすると良いです。
なお、持ち家を売る場合は、家を売った不動産会社に、賃貸物件として持ち家に住み続けるリースバックがおすすめです。
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不動産の終活をおこなう際の注意点
不動産の終活をおこなう際は、まず住宅ローンが残っているかどうかをチェックしなければなりません。
ローンを完済している場合は担保がないため、贈与や相続において不動産の価値だけで評価できます。
また、相続人を1人に限定する必要があることにも、注意しておきましょう。
家を共同で相続する方法がありますが、その状態で売却したい場合は所有者全員の同意が必要です。
所有者が1人だけであれば、売却や賃貸物件の管理なども簡単になります。
さらに、財産を相続した場合は相続税が発生します。
そのため、相続税を払える分の金融資産を残しておくなどの、税金対策をおこなわなければいけません。
なお、金融資産がない場合は、受取人が相続人になる生命保険を契約しましょう。
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まとめ
不動産の終活とは、財産としての家の整理や、相続をスムーズに進める準備などを指します。
家を売って遺産分割をスムーズにしたり、遺言書を作成したりするなどのやり方も検討しましょう。
トラブルを回避するため、家を相続させる場合は相続人を1人に限定することをおすすめします。
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